GoogleのChrome OSとAndroid OSを中心として ちょこっとiOSの色々な日記 Windowsは引っ越しました

Chrome OS(ASUS Chromebook C100PA-DB02)とAndroid OS(KYOCERA DIGNO T 302KC)を中心にiOS(iPad mini3)など我が家に有る色々な機器の備忘録です。 Windowsは引っ越しました

自分から勝手に穴に落ちた

開封後、C100PAの電源を初めて入れた直後にはまりました。 

chromeos-androidos.hatenadiary.jp

 上の記事のノートパソコンスタイルの写真のところで書いた「実は電源入れてからここまで来るのに色々ありました」の件です。

Chromebook、初回起動時にネットに繋いで新たにGoogleアカウントを作成するか、既存のアカウントでChromeにアカウント登録しないと何もできません。

はい、ネット接続が前提のものですから仕方ないと言うか、まぁ当然ですよね。

Amazonで注文ボタン押す前、押した後など色んな人のブログを見てわかってたはずなんです。

ですが、その時の私は嬉しさで舞い上がっていたのです。

本人その自覚は有りませんでしたが、実際そうだったのです。

自ら穴に落ちていきました。

いや、GoogleさんもASUSさんも穴なんか掘ってませんよ、たぶん。

たぶん、なのはそれを確認するには工場出荷状態に戻して確認するか、他の人の開封の儀などで調べるかしないと今はもうわかりません。

まぁ、普通に考えて穴なんか無かったのです。そんなもの有ったら、個人はもとより企業や教育機関などの団体さんは導入できないですから。

なので、舞い上がっていた自分は自ら穴を掘って、掘ったことを自覚せずに穴に落ちて行ったのです。

何が有ったのかと言うと「初回起動時にネットに繋いで…」の所で、Googleさんも初回起動時にはネット接続が必要ですよ!と前々から仰っていたのに、自分の頭の中ではネット接続は後回しで考えていたのです。

C100PAにLANポートなんて有りません。

USBのLANポートアダプタなんて持ってません。

wifiで接続する必要があるのですが、我が家のwifiMACアドレスフィルタリングで接続できる機器を限定しています。

他にESS-IDステルスとWPA2-PSK(AES)でセキュリティを確保しています。

SSID名と暗号化方式、パスワードは覚えてしまっているのでC100PA自体の設定は何も問題無くできるのですが、C100PAのMACアドレスがわからないと無線LAN親機に登録ができず、繋げられません。

この時点で穴掘り完了し、穴に落ちて唖然としてました。

冷静であれば、今なら冷静にMACアドレスを確認できたと思います。

ですが、その時は余計な考えが頭の中をグルグルと回っていたこともあり、確認する場所を探すことができませんでした。

ネットでも調べたのか?調べなかったのか?今思い出してもわかりません。

それ程までの精神状態だったかと思うと、今はとても恥ずかしい。

結局行った手順としては、無線LAN親機の方にセカンダリSSIDをWEPで設定して、ステルスとフィルタリング無しで接続を確立させました。

今後使うGoogleアカウントとパスワードを送るので、暗号化無しは考えられなかったのですが、面倒だからと上の設定で行いました。

WPA2+ステルスの設定でも手間はほとんど変わらないのに、実際行った設定の方が楽だと思ってしまう精神状態。

我が家の無線を傍受して、解読する人なんていないよと、言い聞かせて。

実際個人宅相手にそんなことする人まずいないですけどね。

ネットに接続することができて、アカウントの登録が終わり、デスクトップが表示された時には少し落ち着きを取り戻していました。

その後自力でMACアドレスを確認するものの、まだまだ平常心でないからか、探せなかったのでネットの力を借りて確認しました。

もちろんその後はMACアドレスを登録し、プライマリSSIDでの接続が確立した後、セカンダリは解除しました。

この時点で疲労度もかなりのものでした。

なんで自ら罠を作って、それにハマって行くような事になったのか考えてみると、プライベートもそうですが、仕事の影響が大きかったみたいです。

仕事では、よく数十台の新品PCを一度にまとめてセットアップすることがあります。

ノートPCは箱から出してアダプターを接続するだけですが、デスクトップはキーボード、マウス、ディスプレイ、電源コードを繋ぐところまで全台用意します。

その後各PCにそれぞれの拠点、コンピュータ名、アカウント、ネットワークなど色々な情報が書かれた紙を貼っていきます。

そして全台電源を入れていきながら、アカウントの作成を全台行っていきます。

※この時点でいつもアカウントの登録は終わっているのです。

そして、もちろんそれぞれの所で待ち時間が発生しますから、全台並行しながら行い、漏れがないようにセットアップのチェックシートを使います。

デスクトップが表示されたら、その時点で事前に入手できるWindowsのアップデートファイルをDVDやUSBメモリでコピーしつつ、処理を進めていきます。

全てのアップデートが終わったら、セキュリティーソフトをインストール。

ここまできて、初めてLANケーブルでネットに接続されます。

Windowsとセキュリティーソフトのアップデートが目的ですから、各アドレスは自動取得です。

それが終わるとLANケーブルを外し、実際のネットワーク関係の設定を行います。

※ここでやっとネットの設定です。

ルーターなどの設定もして、一つの部屋の中で擬似的に拠点間通信の状況を作って設定作業をしてたりします。

自動化できることは極力自動化してますが、これらのPCって自社で使うものではなく、お客様に搬入するお客様の物なので、それぞれで意外と設定が異なるために手作業が多くなり、重労働だったりします。

また綺麗に箱に収めなければなりませんしね。

こんな事を十数年以上続けてきたので、新品、電源入れる、アカウントの登録、しばらく色々な事をして、ネットワーク設定、という順番で頭が凝り固まっていたのでしょう。

今回アカウントの登録とネットワークの設定が同時にだったので、軽くパニックに。

それから色々と悪い考えが頭をよぎってと。

我ながら情けないですね。仕事的にトラブルに弱いようでは駄目なのに。反省です。

とまぁ、こんな事でした。

こんな事も有るので自分は色んな人の「開封の儀」って、好きというか必要なんですよね。否定的な人もいますが。

そして実は、C100PAのトラブルはまだ有ります。

それはまた今度に。