アプリが未対応?
AndroidのSDカード内部ストレージ化の話です。
これについて私が自分にとって都合が良いように誤った解釈をしていたり、未対応だったりで躓いています。
先ず誤った解釈ですが、本当に自分に都合が良いように解釈していました。
Y!mobileのQ&A「[DIGNO E (503KC) ] microSDカードを「内部ストレージ」として使用する方法を教えてください。」に記載されている内容ですが、
これプラス他のwebページの「少ないROM容量を拡大できる」といった記載内容を誤解していました。
内部ストレージ化をJBOD(SPANNING)と誤解したのです。
RAID0ではないです。
Q&Aの続きに
内部ストレージ化したmicroSDカードを本機から取り外さないでください。microSDカードに保存したアプリケーションなどが使用できなくなります。
との記載は有るものの、SDカードが駄目になった場合にAndroidやプリインストールアプリまで影響するとはどこにも書いていません。
これを逆に考えれば、SDカードに関係しないことは問題無く使用できるということになります。
であれば、JBODでは無い可能性が高い訳です。
なのに私はその事を無視してJBODで有り、かつSDカードが駄目になってもスマホ本体としては問題無く使い続けられると、矛盾した解釈をしていました。
何でかよく分かりませんが、日程的にもあまり時間が無いので追い詰められていたのでしょうか?
次は未対応の件です。
内部ストレージ化して削除可能なプリインストールアプリを削除した状態が下の図で、他のアプリはインストールしていない状態です。
内部ストレージ ユーザー領域3.52GBに対し1.84GB消費して空きが1.68GBです。
内部SDカード 58.53GBに対しほぼ未消費の空き58.47GBです。(内部化直後)
削除できないプリインストールアプリは下図の表示になる物で、アップデートを自動設定にするためこれらもアップデートされてしまいますから、アップデート分の削除は行っていません。
「無効にする」「強制停止」にするだけです。
ちなみに「YouTube」はサンプルで使用しただけです。
無効などにはせず使用します。
上記の状態からDIGNO Tで使用していた必要なアプリをほぼ全てDIGNO Eにインストールした直後が下図の状態です。
???
内部化したらSDカードを優先的に使うはずなのに、内部ストレージの消費が1GB増えています。
結果、内部ストレージの空きが0.68GBに。
内部SDカードの消費が53.25MBから1.15GBに大幅に増えていますから、内部SDカードにアプリがインストールされたことは間違い無いのでしょうが、内部ストレージも消費したのはそれらアプリの内部SDカードに移動できない設定ファイルなどのデータなのでしょうか?
この時点ではそう思っていましたが、調べてみたら全く違う理由でした。
その理由に愕然です。
「内部ストレージ」「〜製SDカード」それぞれの部分をタップすればそれぞれの消費状態を確認でき、更にそれぞれにインストールされているアプリも確認できます。
それを確認して愕然とした訳です。
後で下に書きますが、内部ストレージ化したSDカードへのインストールに未対応のアプリが有るのです。
アプリをインストールするのに先ずサイズの大きな「LINE」「ディズニー ツムツム」で試したのですが、問題無くSDカードの方へインストールされ動作も問題無かったので安心して残りのアプリもインストールしたのですが、まさかアプリ側の対応問題が有るとは思いもしませんでした。
私が使用するアプリで確認しているものは、記事作成時点で以下の通りです。
「対応済み」
LINE
WPS Office
iPrint&Scan
Aviary
My Piano
Chess Free
Drum Studio
Reversi Free
TSYTAYA ミュージック
X-plore
My Guitar
QuickPic
QRコードスキャナー
「未対応」(DIGNO Eのプリインストール及びGoogle製は除く)
マクドナルド
AVGアンチウィルス
セゾンPortal
Y!カーナビ
Send Anywhere
GU
写真リサイズ
AEON_WALLET
LAWSON
T-POINT
楽天ポイントカード
ENEOSCARD
Monaca Debugger
表示順はデフォルトの表示順です。
リストを見るとソフトウェア企業でも未対応なのが分かります。
アプリ名で言うと「AVGアンチウィルス」「Y!カーナビ」「Send Anywhere」「Monaca Debugger」です。
そして「写真リサイズ」を除いた残り全てが企業規模の大きいところ。
それらはコンピューター専業企業では有りませんが、しっかりとした所謂システム部をお持ちだと思いますから、いずれは対応して欲しいですね。
そう思いアプリ名を載せました。
内部ストレージ化したSDカードへのインストール対応アプリは以下の図のように「変更」ボタンが表示されます。
その「変更」を押すと下図の表示になります。
これで簡単にいつでもインストール先を変更できます。
ただ、設定ファイルや使用によって生成されたデータなどの問題が有りますので、使用後に移動させると正常に動作しない場合も有るかも知れません。
ですからインストール直後にのみ行うのが良いと思います。
今は未対応アプリをどうするか悩んでいます。
今の内部ストレージの空きが0.68GBですので、それを考えると未対応全てアンインストールしたいところです。
実際今の状況で内部ストレージ内のアプリのアップデートを行うと、空き容量不足で行えないアプリも有りました。
実はこの時点でJBODでは無いことに気付き、確信しました。
全体の空き容量は58GB以上なのに何故?
あっ!結合ではなくあくまでもストレージとしては別?
だから内部ストレージ内のアプリのアップデートが行えない?
だからSDカードの不調などで影響を受けるのは内部SDのアプリのみ?
そうなんだね、JBODでは無いんだね、と。
話戻すとスマホ本体(Android含む)やプリインストールアプリ(Google製含む)の今後のアップデートを考えると、空き容量を多く確保しておく必要が有ります。
はたして未対応全てをアンインストールした状態でも問題無いのだろうか?
重要度が高い物だけを残し、他はwebページやChromebook C100PAにインストールして何とか対応したり、ポイントカードを持ち歩くなら、残す物は次の物かな。
AVGアンチウィルス 79.91MB
Send Anywhere 56.93MB
ポイントカードを持ち歩くのが非常に面倒ですが、とりあえず仕方無し。
他全てアンインストールしてみます。
合わせてプリインストールやGoogle製アプリを改めてアンインストールできるか確認し、できるものはアンインストールしてみます。
その結果が下の図。
内部ストレージに1.51GBの空きが確保できました。
0.83GBほどアンインストールしたことになります。
この状態は以前の状態(DIGNO T)に比べて不便なことは間違い有りませんが、現状仕方無いのでこれで様子を見ます。
内部ストレージ化について理解できたと思いますので、妻の方に取り掛かります。
尚、この記事の空き容量などについてですが、合間、合間にアプリのアップデートが行われているので、その分の差が出ているはずです。
そこはご理解下さい。
では。